2010年03月24日

悲しい同窓会

ブログに掲載していいものか・・・ずっと迷っていた

 

悩んで悩んで・・・ずっと迷っていた

 

やっと答えが出た・・・やっぱりブログに書こうと

 

それは突然のことでした

 

今から7年前・・・わずか10人(6年生、男8人女1人・5年生1人)の野球チームを指導していた

 

土日は朝から晩まで、平日も練習、雨の日もトレーニング

 

とにかく練習、練習

 

今、考えると小学生にとっては大変すさまじい練習だった

 

親も文句を言う者は誰一人いなく、熱があっても

試合には座薬をしてでも彼らは来た(強制ではなく)

 

本当にチームというより家族のような団結力があった

 

ハードな練習と、まれにみる団結力で小柄な少人数のチームは

数多くの好成績を残し

 

最後は100チーム以上が参加していた大会で、並みいる強豪を

撃破し優勝を成し遂げた

 

そんな子供たちも今は18歳

あと2年から4年したら、一緒にお酒が飲める同窓会でも

開けるよな・・・なんて頭をよぎる日もあった

 

ところが・・・・・・・

 

先日の深夜、その可愛い教え子の一人が天国に旅立ったとの

連絡が入った・・・・・

原因は突然死・・・・

 

『嘘や!』『なんでや!』 それしか言葉は出なかった・・・

 

彼は岐阜の名門、中京高校に野球留学していたので

3年間会っていなかった

 

やっと寮生活を終え、大阪の大学に入学も決まり家に帰ってきて

まだ一月も経っていなかった突然の旅立ち・・・

 

『こんなかたちで、会うなんて』 顔を触りながら何度も心で叫んでいた

 

涙は出ない・・・信じられないから

言葉も・・・

 

友達も含め、少年野球時代の仲間や先輩もたくさん駆けつけた

 

関東で頑張っている大学生も新幹線に飛び乗り、練習を休んで

来てくれていた

 

野球の絆って素晴らしい

 

こんな同窓会は辛いなって、誰もが思っていただろう

 

でも亡き教え子は、人一倍明るく、自分より仲間を励ます優しい子だったから

 

最後の晩は、みんなで楽しく思い出話をした

 

CAE10FOF

左から、当時捕手だった遼平

センター・武志

エース・悠磨

サード・尚将

 

遼平と武志は野球はせず大学を満喫するようで

CAMNXRF1

CAZJVNTX

悠磨は神戸国際大学で野球を

尚将は巨人からの育成ドラフトを断り、東京農大で野球を

CAAX9SUD

 

道は違えど亡き友の分まで、明るく元気にがんばってくれるでしょう

 

私も指導者の原点ともいえる、彼ら10人との野球は

生涯忘れることはなく

これからのBRAVESに役立てたいと思う

 

 

BRAVES選手達よ・・・

野球が出来ることに感謝の気持ちを忘れないで欲しい・・・

嘘や誤魔化しで野球せずに

精一杯がんばることが大切だよ

 

 

彼の冥福を祈りながら、野球道を邁進することを誓う

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