2010年08月22日
3年生・・涙の最終戦
土曜日、猛暑の中
和歌山大会の為、御坊市民球場へ
あんな小さくへたっぴだった3年生も大きくなり
そして2年半の最後の集大成となる試合が・・・
保護者の中には仕事を休んで参加してくれたりと
思いはヒシヒシと朝から伝わってきた
2年前には考えられない程の素晴らしい応援を背に受け
ゲームは始まった
初回のピンチは凌ぎ
チャンスもミスや失敗が続き3回を終えて0-0の投手戦
そして試合は4回、5回に1点ずつを奪われ
2-0で迎えた最終回
ノーアウト1,2塁のチャンスも最後はファーストライナー
ダブルプレーでゲームセット
泥んこになりながら、負けたら終わりのプレッシャーの中
必死になって全員野球で戦った・・・
応援の声も選手の能力を引き上げてくれた
泣きじゃくる選手は気丈にも、挨拶までは頑張った
でも・・・
挨拶が済んだ途端・・・声をあげて泣き出した
グランドでうずくまり
一目も気にせず・・・
やっぱり寂しさが私にもこみ上げて来た
『よくやった』と選手に声をかけて肩を抱きながら
泣いている自分もそこにいた
二年生も、試合に出た1年生も
泣き止まなかった・・・
だからもっと泣けてきた
『グランドから出て行け』と怒ったことのある・・・足立(右)
『ボーとするなら家帰れ』と怒ったことのある・・・山田(左)
『1年から息子以上に厳しく鍛え、ついて来てくれた』・・・片城(左)
『野球をなめんな』と鉄拳を制裁した・・・武田(右)
『厳しい言葉をいっぱい突きつけても頑張った』・・・小北(中)
『自分さえ良かったらの勝手なプレーするな』と怒ったことのある
・・・川上(右)
『人格変えろ』と自分磨きの難題を言われ
必死で頑張ってやり遂げた・・・神代(左)
『弱い自分を指摘され、必死に成長しようと』頑張った
・・・吉野(右)
可愛い3年生達
可愛くて・・・いっぱい思い出あって・・・
いっぱい怒って・・・
いっぱい話しして・・・
グランドがなく・・・室内でトレーニングをしたこともあった
思い出せばきりが無いほど
選手・保護者・チーム一丸で頑張った2年半
最高の学年だった
最高の保護者達だったから、選手の成長に繋がったと今思う
最後は保護者に挨拶をしながら泣いてしまった・・・
保護者も泣いてくれていた・・・
そして改めて確信した
野球が上手いとか下手とかじゃなく
親子共々、自分勝手ではなく
頑張ろうと思う選手の面倒を見ようって
感謝の気持ちでいっぱいです・・・
ありがとう・・・保護者の皆さん
ありがとう選手諸君
きっと君達のリベンジは、後輩がしてくれるでしょう
卒団式で泣く自分が想像つくので・・・
欠席しようかと逃げる考えの自分が今、ここにいる(笑)
最後に・・・
中島みゆきの名曲『時代』を替え歌で
選手にエールを送る
今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな試合もあったねといつか話せる日が来るわ
あんな試合もあったねときっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
できるできるよ野球はできる
喜び悲しみ繰り返し
今日は敗れたお前達も
高校行って野球できる
まわるまわるよ時代はまわる
別れと出会いを繰り返し
今日は泣いてた3年達も
前を向いて歩き出そう
高校へ行くまでは、あと少し一緒に居れるけど
ひとまず、おつかれさん
最高だったぜ・・・お前達・・・
ありがとう
BRAVES FAMILY
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- at 17:12
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